守られお姫様
大「というわけだから、俺を怒らないでね?」




『無理。大体大輝君のせいじゃん。お母さんの言うこと聞きすぎだよ。』




大「ごめんね!」




『もういいよ。決まったものはしょうがないよ。』




大「ごめんね…。というとこで、上野君、木村君、松本君、河口君、岡君!」




急に呼ばれた5人は姿勢を正した。




大「他の生徒に取られないように頑張っねー!」




「「「「「はい!」」」」」




まぁ、この5人の中の内1人ならいいんだけどね。




大「ははっ。絵音、超守られてる!」




『そんなことはないんだけど?』




大「自覚してないだけだよー。あ、ねぇ。」




急に声が真剣な声になった。




何かと思って身構える。




大「他にも言いたいこと、あるよね?」




鋭いね、大輝君。




いつもはふざけてるのに勘は鋭いんだから。




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