守られお姫様
今から行くのはここから少し遠いところだから電車を使っていくほうが速いんだ。




朝、結構早く出ちゃったから今は通勤ラッシュの真っ最中。




と言ってもそこまで人は多くないんだけどね。




でも、座る場所がない。




つり革は…、あ、私の身長では結構キツイ。




そんな私に気づいたのか、琉星君がいわゆる壁ドンな状態にした。




琉「大丈夫?」




『大丈夫だよ!琉星君が守ってくれてるしね。』




ゾクッ




一瞬殺気みたいなのが流れてきたような気がする。




辺りを見回しても殺気を出した人ってぽい人はいない。




気のせいだったのかな?




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無事に駅について今は遊園地に来ている。




何から乗ろうか悩んでいると、




琉「ジェットコースターから先な。」




「無理無理無理無理!」って言おうと思ったけど私に拒否権がないって言うのを思い出して大人しく琉星君に従う。




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