純白のチューリップ
なっ…ないないないないなないっ!!
だって私が話しかけると睨むし!
肩とかがぶつかっても目を合わせすらしないよっ!?
染谷くんがプレイボーイだったら世の中の男の人はみんなプレイボーイだ。
「じゃあ…なに?私だけ嫌われてるってことなの?」
「そうなんじゃない?」
そう言ってペットボトルに入ったミルクティーを優雅に飲む朱里。
なんで嫌われてるの…?
私、何にもして無いはずなのに。
「うーん、態度じゃない?」
たったたたた、い、どっ!?
「えっ!?な、なんのこと?」
「思い当たる節はいっぱいあるでしょう?授業中寝てるとか寝てるとか寝てるとか寝てるとか」