聖なる龍に愛された。
First



「なんなのよアンタッッ!!ちょっと顔が良いからって調子乗んじゃないわヨッッ」



はぁ…まただ。


入学して約1ヶ月。



毎日毎日呼び出されると思ったらこれ。



正直もう慣れた。



『うるさいよ、あんた』



「ほんとなんなのよッッ!知らないわよッ!!次会った時はただじゃおかないんだからッッ!覚えときなさいッ!!!この淫乱女ッッッ!」



はいはいはいはい。

もう、うるさい。


何が淫乱女だよ。


目の周りパンダみたいで、そんなキラキラした爪しちゃって、キャバ嬢かよ。


絶対お前の方が淫乱女じゃん。


てかあたし、淫乱女じゃないし。



< 1 / 110 >

この作品をシェア

pagetop