聖なる龍に愛された。




「葉月ー!!!」




熱血じゃない声があたしを呼ぶ。



声がした方をみてみるとそこには勇魔がいた。




「葉月」




私の名前を呼びながらニコニコする勇魔。



助けただけでここまで心を開いてくれると


なんだか嬉しい。




『さっきぶりだね、勇魔』



勇魔のようにニコニコはできないけど


私も勇魔の名前を呼ぶ。




「だねっ!、、だれのジャージ?」



不思議そうにわたしをみる勇魔。



『太陽のだよ』



「え!なんで太陽?!葉月のジャージは??!?」



『切り裂かれたらしい』



私は見ていない。


けど太陽が言ってたから。




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