聖なる龍に愛された。





………



「「は?」」



私じゃない声が二つ。


青い頭とオレンジ頭が、金髪に向かって言った。


私が思っていることを代わりに言ってくれた2人。

これで私は満足。




知らない間に解放された腕。


─────キーンコーンカーンコーン


そして授業を終わらすチャイムが鳴る。



タイミング良すぎ。


よし、帰ろう。



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