聖なる龍に愛された。




「太陽だって行く行く言ってたくせに、ごめんね葉月ちゃん」




青いヤツがニコニコしながら私と目線を合わせる。




「おめえいっつもちけえんだよ、もっと離れろ」




何故かキレだす金髪。




「あーごめんごめん」


「とにかく葉月、お前早く着替えてこい」



そう気だるそうに言う金髪。



『今日行かないから』


「は?」


『行かないから』


「なんで行かねーんだよ」



ほんとめんどくさい。




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