聖なる龍に愛された。
そして部屋の中で最も大きく、部屋の中央に置いてあるフカフカの黒いソファーに座らされた私。
「もうすぐ来っから待っとけ」
…なにが来るの。
さっきから説明不足過ぎないか。
何故か隣に座る金髪。
こいつは何者なんだろう。
そう思いながら金髪を見ると目が合った。
「お前軽すぎ」
いきなりそう言った金髪。
「ちゃんと飯食ってんのか?女はちょっとふくよかな方が良いんだぞ」
眩しいくらいの笑顔で私をみる。
私は目をそらした。