聖なる龍に愛された。




そして部屋の中で最も大きく、部屋の中央に置いてあるフカフカの黒いソファーに座らされた私。



「もうすぐ来っから待っとけ」



…なにが来るの。


さっきから説明不足過ぎないか。


何故か隣に座る金髪。


こいつは何者なんだろう。


そう思いながら金髪を見ると目が合った。



「お前軽すぎ」


いきなりそう言った金髪。


「ちゃんと飯食ってんのか?女はちょっとふくよかな方が良いんだぞ」




眩しいくらいの笑顔で私をみる。





私は目をそらした。





< 41 / 110 >

この作品をシェア

pagetop