聖なる龍に愛された。
「よし、じゃあちょっと怪我みたいから脱いでくれる?」
私は何も言わず、青いやつのお姉さんをみた。
「ふふ、大丈夫よ、私こう見えて本当に医者なのよ?それに、手当しなかったら私が龍牙に怒られちゃうわ」
そうニコニコ笑いながら、そして優しく言った。
私はズボンを脱ぎ傷を見せた。
「思ってたよりひどい怪我ね、右の太ももは真っ青じゃないの、左側も少し青くなってるわ」
そう言いながら慣れた手つきで手当してくれるお姉さん。
「よし終わった」
ほんの数分で手当が終わり、私の足には包帯が巻かれていた。