聖なる龍に愛された。



そう思いながらトイレへ寄った。



───────ガチャッ



鍵を閉めた瞬間聞こえる無数の笑い声。



ああ、嫌な予感がする。


そう思ったと同時に、



─────────バシャーッ



大量の水が降ってきた。




「ざまあみやがれ淫乱女ーっ!キャハハハ」



はあ、ほんとくだらない。


せっかく授業に出ようと思ったのに、これじゃあ出れないじゃんか。



仕方ない、屋上行こ。


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