聖なる龍に愛された。




龍牙の質問にも、


海人の質問にも答えず


目をそらす彼女。



そして彼女は勇魔をみていた。




「あっれ〜、まさか葉月ちゃん勇魔狙いなの〜?勇魔は女の子嫌いだから俺にしなよ〜優しくするよー?ねー葉月ちゃん」



そう言った俺の言葉は


聞いていないかのようにスルー。



なんだ此奴。



変わった奴。



まあ、どうせ女なんてみんな同じ。



所詮女なんて。




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