聖なる龍に愛された。
「誰だ、お前」
いきなり聞こえた男の声。
今度はなんだよ。
イライラしながら振り返ると
あたしと同じく不機嫌そうな金髪の男がいた。
そしてその後ろには四人の男たち。
青い髪をした爽やかな男。
ミルクティーブラウンの髪をした、可愛らしい男。
オレンジの髪をした、チャラ男。
黒髪で、無愛想なデカイ男。
うわあ、全員個性強いなあ…
そして第1印象は
出来れば関わりたくない。
そう思った私は何も言わずに屋上を出る…
ばすだった。