俺のこと、惚れさせるから


他のやつにこの美味しい話、渡すわけにはいかない!



「夏姫!!」


「…………なに?」



いつになく不機嫌な夏姫が振り返った。



「クリスマス!俺とどっかに……「結構です」



言い終わる前にキッパリと断られた。


…………マジかよ。



「アッハハ、翼アッサリ振られてやんの〜」


「うっせぇ」


「じゃあうちらと遊ぼーよー?」

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