俺のこと、惚れさせるから


1人、考えながら学校に行った。


…………でもそんな悩みも、学校につくと一瞬にして消え飛んでしまった。


教室の前。


いつになく騒がしい人だかり。


そこに紫乃をみつけた。



「おはよ紫乃。どうしたの?」


「へ!?あ、夏姫!」



紫乃か大きな声を出したことで、周りにいた人達が振り返った。



「あ、夏姫来たよ!通して通して!」

< 192 / 226 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop