Longing Love ~あなたに恋して、憧れて ~
「ナオ?こんなところで…」
ナオは。キスをしながら、
私の服を脱がせていく。
「ベッドのほうがいいか?」
「でも、ナオ私は…」
「どうして、
朱音のことにそんなにこだわるの?
朱音とは、なんともないって、
ずっと言ってきたよね?
君の頭から、どうしてそのことが、
離れないのかわからないけど、
朱音は他に好きなやつがいるよ。
だから、朱音とは、仲のいい友達」
「じゃあ、朱音の好きな人って誰?」
「春の知らない人」
「でも…写真とか、
どんな人だかでも教えてよ」
「さあ、俺もよく知らない。
それより、
ここで全部脱がしちゃうけどいいの?」
「ええっ?ナオ、何するの」
「だったら、大人しくしてて、
ベッドまで運ぶから」
彼は、そう言って私の体を持ち上げた。
「ナオ、私…」
「友達でいたいって、まだ言ってるの?」
ナオは、ベッドの上に私を寝かすと、
自分も服を脱いで私に覆いかぶさった。