Longing Love ~あなたに恋して、憧れて ~
だめ。そんなの。
ナオがいなくなるのは耐えられない…
「ナオ…愛してるの。あなたのものにして」
私は、ブラウスのボタンを外して、
ナオにしがみつく。
ナオの肌の、私の唇の届くところに
キスを落とした。
「そうしてくれるのを、
ずっと望んでいたよ、春。
ああ…信じられない。
君からしてくれるだなんて」
私は、言葉で答えるかわりに、
ナオの肌に口づける。
「ああ、そんな触れるだけのキスばかり、
止めてくれ。春を押さえつけて、
口をこじ開けて奥の方まで舌を入れたい」
「んっ…ナオ?私、どうしていいのか
わからないの、ナオはどうして欲しいの?」
「止めてくれ。
理性なんて軽くぶっ飛ぶだろ、
そんなこと言われたら」
私は、ブラウスを脱いで、
キャミソールも脱いだ。
「それも。ホック外して」
慌てて前を隠す。
「あの…私、あまり大きくないし、
形もよくないの…」
「よく見せてごらん。
何でもしてくれるんだろ?
早く脱げよ」
「あの…だから」
「嫌なの?俺に見せるのが」
ナオが意地悪く言う。
「ちっ…違う。けど、あなた、
きれいな人の体をたくさん見てるから、
きっとがっかりする」
「きれいかどうか、春、
それは、俺が決めることだよ」
「ちっ…ちょっと、向こうむいてて」