Longing Love ~あなたに恋して、憧れて ~
ナオの残像が、会社に着いてからも、
しばらく残って居た。
「恩田さん?高城さん、
いつ大阪から帰って来るんですか?」
由貴ちゃんの口から、ナオの名前が出て、
ナオが首筋にキスした感覚がよみがえる。
そして、
微かに体が反応する。
由貴ちゃんが、私の机まで、
キャスターつきの椅子でやって来ていた。
私の視線は、ずっとパソコンのモニタにある。
「携帯の番号手に入れたんでしょ?
直接連絡取ってよ」
由貴ちゃんに、本当にしつこく聞かれるので、
ナオにメールで許可を取って、
番号を教えた。
今頃、着信拒否になってるかも知れない。
「それは何度もしてるもの。
高城さん全然出てくれない」
「本当に忙しんだってば。
私がかけてもそうだから」
「じゃあ、貸して」
森山さんが、
私の携帯電話を取りあげると、
もう暗記するほど、
かけた番号をダイヤルした。
お昼休みには、少し早かったけれど、
悪いことに、ナオが直接出た。
しばらく残って居た。
「恩田さん?高城さん、
いつ大阪から帰って来るんですか?」
由貴ちゃんの口から、ナオの名前が出て、
ナオが首筋にキスした感覚がよみがえる。
そして、
微かに体が反応する。
由貴ちゃんが、私の机まで、
キャスターつきの椅子でやって来ていた。
私の視線は、ずっとパソコンのモニタにある。
「携帯の番号手に入れたんでしょ?
直接連絡取ってよ」
由貴ちゃんに、本当にしつこく聞かれるので、
ナオにメールで許可を取って、
番号を教えた。
今頃、着信拒否になってるかも知れない。
「それは何度もしてるもの。
高城さん全然出てくれない」
「本当に忙しんだってば。
私がかけてもそうだから」
「じゃあ、貸して」
森山さんが、
私の携帯電話を取りあげると、
もう暗記するほど、
かけた番号をダイヤルした。
お昼休みには、少し早かったけれど、
悪いことに、ナオが直接出た。