Longing Love ~あなたに恋して、憧れて ~
ちょっと待って…
ナオに電話を掛けて、
何て言うつもりだったの?
ナオに確かめて、
どうするつもりだったの?
私は、自問自答を繰り返す。
ナオが、付き合おうって言ったら、
付き合うつもりなの?
ナオとは付き合わないと言えば、
久俊さんと暮らすことになるの?
どうしよう…
ちゃんと決めなきゃいけないのに。
全然わかってない…
「ごめん、朱音…」
ーんで?こっちに電話かけてきただあ?
んなもん、自分で決なよ!
朱音の不機嫌な声がした。
「はい…」
ー好きな方と付き合えばいいだけじゃないの
「ダメ…」
ー踏み出す勇気がないなら、
大人しくプロポーズしてくれた人の
ところへ行きなよ
「うん。本当にそうだよね」
ーちょっと、やだ。納得したの?それで
「ずっと、そのつもりだったから。
それに、ナオの本気は、
一時的なものだと思うし。
付き合おうって、言われて、
ちょっと舞い上がっちゃったみたい」
ーちょっと待ってよ。
ナオは、春に付き合おうって言ったの?
「だから、軽い気持ちで、
言っただけだよ。
その気持ちが続くわけじゃない」
ー春、それマジじゃないの?
少なくとも、ふざけてキスするような
やつじゃないよ。
「ありがとう。
でも、私が浅はかだった」
ナオの相手なんてつとまるわけないのに
ーちょっと、待って。勝手に決めないでって。
…ナオ怒るよ。
「ありがとう。朱音。ナオには伝えとく」
そうだった。何を悩んでるんだ!
ナオに付き合おうって言われて、
本当に嬉しかったんだ。
これまで、考えてたこと、
忘れるほど嬉しかったんだ。
ナオと付き合うなんて、本気で考えてたの?
バカみたいに、ウキウキして
ナオに電話を掛けて、
何て言うつもりだったの?
ナオに確かめて、
どうするつもりだったの?
私は、自問自答を繰り返す。
ナオが、付き合おうって言ったら、
付き合うつもりなの?
ナオとは付き合わないと言えば、
久俊さんと暮らすことになるの?
どうしよう…
ちゃんと決めなきゃいけないのに。
全然わかってない…
「ごめん、朱音…」
ーんで?こっちに電話かけてきただあ?
んなもん、自分で決なよ!
朱音の不機嫌な声がした。
「はい…」
ー好きな方と付き合えばいいだけじゃないの
「ダメ…」
ー踏み出す勇気がないなら、
大人しくプロポーズしてくれた人の
ところへ行きなよ
「うん。本当にそうだよね」
ーちょっと、やだ。納得したの?それで
「ずっと、そのつもりだったから。
それに、ナオの本気は、
一時的なものだと思うし。
付き合おうって、言われて、
ちょっと舞い上がっちゃったみたい」
ーちょっと待ってよ。
ナオは、春に付き合おうって言ったの?
「だから、軽い気持ちで、
言っただけだよ。
その気持ちが続くわけじゃない」
ー春、それマジじゃないの?
少なくとも、ふざけてキスするような
やつじゃないよ。
「ありがとう。
でも、私が浅はかだった」
ナオの相手なんてつとまるわけないのに
ーちょっと、待って。勝手に決めないでって。
…ナオ怒るよ。
「ありがとう。朱音。ナオには伝えとく」
そうだった。何を悩んでるんだ!
ナオに付き合おうって言われて、
本当に嬉しかったんだ。
これまで、考えてたこと、
忘れるほど嬉しかったんだ。
ナオと付き合うなんて、本気で考えてたの?
バカみたいに、ウキウキして