小さな私の大きな恋。
「今日も夜ご飯多すぎ......」
「はぁ...」
深いため息をつきながら布団に倒れた。
ピロリンッ
「今日はさんきゅー!」
「こちらこそありがとう!」
今日の会話はこれで終わりかな...
ピロリンッ
「次は冬だな」
「え?」
「予告でやってたやつ見てぇから。」
「そっか。次は断られないといいね笑」
「絶対断られねぇよ笑」
「何その自信どっからくるのよ?笑」
「いや、お前どーせ断んねぇだろ?笑」
「え?どーゆーこと?」
ピロリンッ
「次もお前と行くから笑」
確実に一瞬心臓が止まった気がした。
「私と?」
「おう。断んねぇだろ?笑」
「断らない...笑笑」
「決まり!じゃあ冬な。」
「うん...。」
私は枕を抱きしめて必死にニヤける顔を隠し続けた。
そして誰にも聞こえないように枕に顔をうずめて「やったー!!」と叫んだ。