小さな私の大きな恋。
♡×last
映画が終わった。
隣が気になって集中できなかったけど
やっぱ少女マンガはキュンキュンするな~
「めっちゃよかったよな~」
「うん。でもマンガ通りじゃなかったよね...」
「それな。」
「でも、あの展開は憧れるなぁ...」
「普通あんなこと言えねぇけどな笑」
「龍よく部活で言ってんじゃん笑」
「あれはノリ...っていうか...」
「なるほどね。」
なんかこんなたわいもない会話だけど今までの私からしたらすごくすごく進歩している。
「ねぇ!」
「え、あ、なに?」
「顔...赤いよ」
「は?あ、え?」
「お前ってさ...」
「違う違う!絶対違う!」
「いや、まだなんも言ってねぇし笑」
「あ、いや、龍のことだから変なことかなと思って...」
「はぁ?バカじゃねぇの笑」
「バカですよ...笑」
..........................................。
「お前ってこんなやつだったんだな笑」
「え?」
「いや、意外と話合うなって。」
「そーかな...。マンガくらいじゃない?」
「でもなんか楽しかった」
龍に、龍にこんなこと言ってもらえるなんて...夢見てるみたい...
「私も楽しかったよ。」