制服汚しちゃいました
「ただいま。」
「おかえりー。」
「あれ?りゅうは…って、いないんだった。」
浮かれすぎて、完全に忘れてた…。
「ご飯出来てるけど食べる?」
「食べる!」
「じゃあ、準備するから着替えてきていいよ。」
「蓮、ありがとう!大好き!」
あたしは思いっきり蓮抱きつく。
勢いをつけすぎたのか、蓮の身体がふらっとした。
「っと…あぶね。
はいはい。こういうときだけだろ?」
「そんなことないよー!」
「もういいから。着替えてきなよ。」
「はーい。」
「「いただきます。」」
蓮に言われた通り着替えてきたあたしは、蓮と一緒に食事をとる。
「ごめんね、遅くなって。」
「別にいいよ。
でも俺、バイトあるから片付けよろしく。」
「りょーかい。」
食事をささっと済ませて、バイトに向かった蓮。
急に家が静かになった。