黙って抱きしめられてろよ。
とある雨の日
当時中学1年生の私はある人に恋をしていた。
近所に住む幼馴染、中学3年生の結弦(yuduru)君に。
私はいつも、ゆーくんと呼んでいて。
ゆーくんは私のことをこっちゃんと呼んでいた。
お互いの家に行き来する事もあったし。
ゆーくんにとって一番近い存在だったらいいなぁなんて思ってたんだよね。
まぁそんな考えはある日打ち砕かれちゃう訳なんだけど…