「嘘」と「愛」
再会


「みろよ!花蓮!きれいだなぁ」

「うっわぁ~、ほんとだ!きれいだね、あーくん!」

私たちの上にはこれ以上ないというくらいの、満点の星空だった。

「よかった、最後に花蓮の笑顔みれて...。」
そーいってあーくんと呼ばれる男の子は、どこか寂しげで、でも精一杯の笑顔を私にを向けてくれた。

「ごめんな、花蓮、俺もぅいかなきゃ。」

引き止めたいのに上手く声がでない。



「...ごめん、じゃーな」

いやだ、いかないで、あーくん!!!!



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