「嘘」と「愛」
「あーぁ。しゅんくんのせいで朝ごはんたべ損ねたじゃん!!」
「お前デブなんだから食わないくらいがちょーどいーんだよ、有り難く思え」
「あんた、ほんとその性格どーにかしたほーがいいよ、」
「こんな俺でもお前よりはもてるからね~」
うっ...なにもいいかえせない。
確かにこいつはもてる。顔もそこそこイケメンだし...って、でもさ!!みんな性格しらなすぎりるんだよ!!
「ほんとむかつく。はげ」
「はぁ?はげてねーし。だまれデブ」
「デブじゃないもん!たぶん、まだ...」
「お前でデブじゃなかったら周りみんな骸骨だな」
あーだこーだと言い合っていると、前の方に親友の麻葵、(宮間麻葵(みやままき))が歩いているのが見えた。
私は一目散に麻葵にかけよった。
「麻葵~。きーてよ、朝からしゅんくんがぁ...」
「わかったわかった、いじめられたのね」
私が話す前にもぅ内容を理解してくれたみたい。さすが親友!!
「ちげーよ、俺悪くないし。」
「まぁまぁ、三人で学校いこっか」
麻葵はほんとに優しい。麻葵がいたからこの学校も頑張った。
だから同じ学校に受かれてほんとに嬉しいんだ~♪
麻葵とは、小学校3年生のときに初めて同じクラスになり、それからずっと同じクラスだ。
また今年も同じクラスだといいな~。