もう俺に溺れるしかない
俺は見てしまった


「有森さん。今日の夜暇?御飯食べに行かない?」


「ごめんなさい。今日はちょっと…」



「明日は?」
「奈々!」


見ていられなくて間に入った
奈々は驚いていたが ほっとしていた


相手の男を睨みつける俺
男は頭を下げて歩いて行った



「何やってるんだよ。」


奈々の頭に手を乗せて まだ見てるかもしれない男に見せつける


「ありがとうございます。」



上目使いも可愛いなーと思いながら 計画を立てる


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