花が散るまで
初めてまして

はじめて俺は人を好きになった

はじめて人をキレイだと思った


「おーい!ときお。校舎裏なんかで何してんだよ」
「ちっ、なんだよ」
相変わらず相川はうるせーな
「うわー、ちょー不機嫌じゃん。俺なんかした?」
相川翔平は俺の幼なじみだ
「せっかく高校の入学式なのにさ!」
そう、俺達は高校生になった
「ってか、おい!聞いてんのか?おーい?」
「うっせーなぁ」
せっかく運命と思える人を見つけたのに
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