君の影に恋
タイトル未編集

あたし


「あっつ~」

制服をパタパタさせ、汗をぬぐう親友の姿が目に入る。
あたしは、リュックからお茶の入ったペットボトルを取り出し一口飲んだ。

「うわ、ぬるっ!!」

「そりゃ、ね。だってー今日35℃くらいまで気温上がるって。朝のニュースでやっちょったよ?」

「嘘やろー、ありえんやん」

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