あなたと過ごした3年間

個人授業

次の日、教室にいくと、百合がかけよってきた。


「夏美、どーだった?個人授業」



「あ、良かったよ?」






「ちょっ、何がおきたのよぉ!!」




「今日から、こ、個人授業なのっ!」





「へぇ、個人授……えっ!?個人授業!?」





「うん。」






「……。個人授業ってことは、あんた数学がマジヤバいってことだよね?」




「………。」






「図星か。」




百合、私の心に、数学のやりが刺さったよ。
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