あなたと過ごした3年間
俺は、自分の部屋に行き、夏美に電話する。












『もしもし?陸翔?どうしたの?』


「俺さ、余命3ヵ月になった。」

『余命3ヵ月って、7月?』

「ああ。夏美との、お泊まり会、7月だろ?どうするか?」

『陸翔、どこに入院するの?』

「××総合病院。」

『……。じゃあ、○○病院にしなよ。』

「○○病院なんて、高すぎて、いけねーよ。」
 
『大丈夫!○○病院は、お父さんが経営している病院なの!
だから、入院費は、出さなくて、いいから、ね?いいでしょ?』




















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