あなたと過ごした3年間
陸翔と夜電話が終わったあと、すぐに、
お父さんたちに説得していたため、寝不足。

「…………み?なつ…み?……夏美?
夏美ってば!」

「え?な、何?」

「何って、いいの?鎌倉ついたよ?」

「マジすか………。」

「うん。夏美、すごい顔で寝てたよ?(笑)」















すごい顔って………


まさか………






百合の性格だと………












ああ。当たってほしくない。











百合は、スマホをみながら、ニマァと笑っている。










「だから、写メでとっておいた♪」




予感的中。
やっぱり、そうだと思った。







「おい、はやく降りろよ!」










2人して、先生に怒られるハメに……。






















「もぉ、2人とも、何してたの?
他の班、もう、いってるよ?」

「いいじゃん。時間は、たっぷりあるんだしさ。」

「そうそう。たっぷりあるんだから。」












そうして、私たちは、鳩サブレーのお店に向かった。











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