あなたと過ごした3年間

好きだよ

教室にいくと、桑原君がいた。




でも、私を見た瞬間、避けるように教室から出て行こうとする桑原君。





「待って!!」

「……何?」



なんか、桑原君の声が懐かしく聞こえる。







「私、桑原君が……好きです。」








「………。」








「私、桑原君のすべてを受け止めたい。
だから、あの……」




ーグイッ








私は、気づいたら桑原君に抱き締められていた。







「く、桑原君?」

「俺も、立川が……夏美が好きだ。」






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