あなたと過ごした3年間
そしたら、赤ちゃんの泣き声が聞こえたんだ。












「オギャァァァ」
と、元気な声で、泣いている。





すぐに、夏美は、病室に移された。


「……夏美、さっきのことだけど……」


「さっきのこと?」

「ああ。」

「さっきのことって?」

知らないフリをしているのか…?




「繭さんと知世のこと」


「……ああ、その事ね。 
……それがどうしたの?」
 
そのこと?

夏美は、知っているのか……?



「夏美、知ってたのか?」


「……普通、分からない?」

「……。」

普通にオレは、わからなかった。

てか、わかりたくなかった。










































繭さんと











知世が











































姉妹なんて……












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