あなたと過ごした3年間
お母さんは、僕が左手に持っているさっきポストに入っていた手紙を指差す。





「ち、違うよっ!
こ、これ、ポストに入ってた。」

「誰から?
もしかして、冬斗くん?」

僕は、首を横に振る。

「冬斗くんじゃないの?
じゃあ、だれ?」

「………お父さん………。」

「え?
お、お父さんって、旬真?」

また、僕は、首を横に振った。









 




< 366 / 395 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop