FIRST KISS ~オムニバス~


「今のって、紫音くん……?」

友達の言葉に言葉を失う。

体に残った紫音の体温に、ドキドキしてた。

知ったんだ、好きだって。

本当に、好きだって。

「…………。」

“タッ!”

「あ、ちょっと、どうしたのよ!?」

私の身体は、もう止まらなかった。


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