あたしをア・イ・シ・テ
「芽衣先輩!こっちです」
急に名前を呼ばれて、そっちの方向を見ると、まどかが手を振っていた。
大声で呼ぶからほかの人まで振り返ってまどかに注目した。
それに、夕御飯をここで済ます人も多いのか、人で混みあっている。
やっとの思いでまどかのいるテーブルに辿り着いて、イスに腰を下ろす。
「芽衣先輩、ご飯食べません?お腹すいちゃって…」
お腹に手を当てながら苦笑いするまどかに和みながら、そうしよう、と返した。