教科書1ページ
道の凹凸に躓く









「うわっ!」











ずしゃ


そんな音が聞こえた










そんなこと関係なくまた走る













どうしよう






大事なキーホルダーなのに

















走り疲れて立ち止まる












私の息切れだけが道に響いた
















ほっぺに冷たい雫が当たる














ああ、もう















こんな時に限ってお決まりの雨



















徐々に激しくなる雨




















見つかんなかったら_____どうしよう…

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