海の見える丘で
うっっ。




人の視線って、こんなに痛いんだ。




慣れてるけど。毎日にらまれてたし。






「じゃあ自己紹介を。」





「はい。えっと、江川海空です。よろしくお願いします。」







なるべく清楚っぽくしゃべった。






「はい、じゃ江川はあそこの席に。隣は・・木下か。色々教えてあげてな。」









「はい。よろしくね、江川さん。」






あたしの隣の木下さんは、普通にいい人っぽかった。








仲良くなれそうかも・・・。
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