キセキ ーEverlasting love
「何これ……!」


ウキウキだったさっきまでとは違って、背中には冷や汗が伝う。


久しぶりの制服に着替えている途中。

昨日までは無かったはずの……(もしくは、気づいてなかっただけかもしれないけれど)、身体にアザがある。


どこかにぶつけた覚えさえない。

のに、なんで…!!


得体の知れない恐怖に。

身体中が支配される…。


お母さんに、相談するべき?



いやでも私の勘違いで、知らないうちにこんなアザをつくってしまっていたってことも…可能性としてないわけではない。



………大丈夫、だよね。




登校の時間も迫ってきてるし、気にしないでおこう。


大丈夫、あんなの、なんにもないよ。




そう自分に言い聞かせて、私は学校へと向かった。










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