今日も明日も。~sidestory~
☆×4
俺の誕生日から月日は経ち......
「零、お待たせ。」
「おぅ優樹。わりぃな急に。」
「いいけど、珍しいなお前から誘ってくるなんて笑」
「そりゃ、いちおクリスマスですし...」
「2人で会えばよかったのに笑」
「ハードル高い。」
「そうか?お前らなら大丈夫だと思ったけどな~笑」
今日はクリスマス。
優樹と柚菜ちゃんも誘って4人で遊ぶことになった。
「お待たせしましたー!」
向こうから柚菜ちゃんと陽菜が小走りで来る。
「柚菜~!」
「優樹くん~!」
「前髪切った?笑」
「切りすぎちゃった...笑」
「可愛いよ。」
「ありがと♡」
会って早々やめろよ...
「零先輩こんにちは...」
「おぅ...前髪...」
「切ってません笑」
「だよな...笑 えっと...」
「なんかいつもと違いますね。」
「俺も切ってねぇよ笑」
「いや、そーじゃなくて...笑笑」
「零のやつ緊張してんだよ笑」
優樹が口を挟む。
「うっせぇよ。誰が緊張なんかするかよ。」
図星すぎて頭真っ白だ......
「とりあえず行きますか!?」