今日も明日も。~sidestory~



「ついたー!」
「すげぇな...」
「綺麗ですね...」

ここは普段は遊園地だけどクリスマスだけイルミネーションのショーがやってるらしい。
俺なりに調べた結果がここだ。

「零ってなかなかロマンチックなとこ選ぶじゃん笑」
「うるせぇ。調べたら出てきただけだし...」
「ちなみにだけど...ちゃんとチケットとったのかよ!?」
「とってない。当日でいいと思った。」
「あらら...」
「零、イルミネーションってめっちゃ人いるんだからな!?特にここはすごいで有名なんだから...」
「まじか笑 まぁいけるっしょ笑」




「え...」
「ほぼ満席でして...2組分かれてのご案内ならできるんですが...」
「いいですよ!」
「おい優樹...勝手に決めんなよ...」
「いいだろ別に...じゃあ終わったら入口で待ち合わせな!じゃあな!」
優樹と柚菜ちゃんはそういって会場に消えてった。

「零先輩...行きましょ...」
「あ、おぅ...」
陽菜は俺の緊張を察したらしく
「私イルミネーションちゃんと見るの初めてかもしれません!楽しみですね~!
あ、零先輩はあるのかな...まぁ私は小さいときに見たのしかないかもな...
人がたくさんですね...きっとすごいんだろうな...」
ずっと話続けてくれてる陽菜を見て緊張してた俺もちょっとなごんだ気がした。
「俺も初めてだよ。」
「そーなんですか。一緒ですね!」
「正直興味なかったし...」
「あ、なるほど...」
「でも来てみるといいもんかもな」
「ですよね!すごい綺麗ですね~!」
「お前のほうが...」
「えっ?」
「お前は...ブスだな笑笑」
「言われなくても分かってます...笑」
「さすが自分が分かってるね~笑」
「おかげさまで笑笑」
「まぁ冗談だけど。」
「え.....?」
「なんでもねぇよ笑」


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