今日も明日も。~sidestory~
「ただいまよりイルミネーションショーを開始いたします。」
「綺麗だな~。すごーい!」
俺の横で陽菜はずっと目を輝かせてた。
全てに関して素直なとこがこいつの魅力なんだよな...
正直イルミネーションはすぐに飽きた。
でも陽菜見てるとなんか飽きねぇんだよな笑
「それでは最後のイルミネーションとなりました。このイルミネーションはみなさんの願いと共に輝きます。みなさん自分の願い事を頭に浮かべながらご覧ください!
それでは...3...2...1...」
「うわぁーーーーーー!!!」
合図と共に遊園地全体がライトアップされた。
「すげぇな...」
ふと横を見て俺は笑ってしまった。
一生懸命願い事をしている陽菜を見て。
「死ぬ気すぎだろ笑」