今日も明日も。~sidestory~
☆×1




「気をつけ。礼。」
「ありがとうございましたー!」
「下山!!」
この下山は帰宅って意味だと思う。


「柚菜ごめんね待っててくれたの?」
「うん。先生に優樹くん待ってるって言ったら今回だけって許してくれた笑」
「まじか笑 でも、今度からは1人で帰れるようにしないと暗くなって危ないから。
でも待っててくれてありがと。」
「うふふw」

あっ!リア充に見とれてしまっていた...
さっさと帰...
まじかよ...俺より見とれてる...
「陽菜...見とれすぎ...笑」
「えっ!あ、だって...」
「いや、めっちゃ真顔だったし怖いわ笑」
「うそ...無意識だった...でも、なんか...」
「はいはい。駅まで送りますよ。」
素直に言わないんだよなこいつ...笑
まぁ俺も素直に一緒に帰ろとか言えねぇけど笑
「チャリ取ってくるから待ってて。」
「はい!!」


文化祭からもう2ヶ月くらいたったかな...
別にこれといって変わったことはない。
しいて言うなら朝から夜まで陽菜に関わるようになった。


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