意地悪なオジサマに、拾われちゃいました。
「へえ。
じゃあどうして
顔が赤いのかな?」



「それは、その…

あ、火のせいです。
火を使ってるから
暑いんです」



「そっか。
それで顔が真っ赤なのか」



「そうです、そうです。

って、何してるんですか!?」



京介は千尋の
洋服を脱がせようと、

エプロンの下に手を入れて、
ブラウスのボタンを
はずし始める。



「何って、
暑いっていうから
脱がしてあげようと思って」
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