意地悪なオジサマに、拾われちゃいました。
「けっ結構です!」



「大丈夫、
体温調節を
してあげるだけだから。

ほら、大人しくして」


京介の手をおさえようと
千尋が手をのばすと、
逆に腕をつかまれてしまう。



(やばい、このままじゃ
本当に脱がされるっ)



「や、ちょっと本当に
やめてください」



「でも暑いんでしょ?」



「それは…」



「それは?」
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