マホがまだ魔法少女だった頃の話
マホは目を開けた。
「何…」
そこは、真っ白な空間だった。
その空間には壁…いや限界という概念が無いようにマホには思えた。
どこまでも続く真っ白な世界
歩いても歩いても、見ることの出来ない限界。
マホは急に怖くなった。
「私は死んだの…?」

もう一度目を閉じた。
そして、ゆっくりと目を開けた。

真っ白な空間。

マホは震える体をおさえながら考えた。
この空間はマホに何かを訴えている様に感じた。
私、ここに来たことあるかもしれない。
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