鬼姫伝説Ⅲ
「え・・・?」
「なんだ・・・」
次第に海が別れていきその先に島のようなものが現れた。
「え・・・?あれが、秘島・・・?」
本当に、現れた。
秘島は、本当にあった。
「鬼羅さん!ありましたよ!秘島!あったんですよ!」
「ああ」
私たちは、その先へと進もうとする。
その時、島の方から誰かがこちらに向かってくるのが見えた。
「あれは、誰だ?」
琉鬼さんが呟く。
人・・・?
それとも、鬼・・・?