愛しのレイコ
レイコへ
それは日曜日の昼下がりにやってきた

肌は雪のように白く 

背丈は僕の肩より少しだけ低くて

なめらなか曲線を持ち

ちょっぴり太めなところもかわいらしい

僕のお気に入りの飲み物をたちを

きゅーっと、冷やしてくれる

今日は君の中に牛乳を入れよう

君は何でも快く迎えてくれる

ただ、熱いのは苦手みたいだね



友達がやってきて

君をほめた

気安く触らないでくれ

知らない男の手垢なんて付けたくない

僕だけのものだから




見れば見るほど 君に惹かれていく

ただ見ているだけでいい

それだけでいい



そして今日も君に早く会うために

寄り道もせず

まっすぐ帰って来たよ

また二人の時間を過ごそう

冷蔵庫のレイコ。


< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

母

総文字数/261

ホラー・オカルト2ページ

表紙を見る
裸の街

総文字数/12,842

ファンタジー27ページ

表紙を見る
笑顔の人

総文字数/242

ホラー・オカルト1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop