極道に愛されて。


琉斗さん、私頑張ったよ?



もう、いいかな?


最後に、会いたかったな…


ワガママだよね?


自分から出ていったくせに、会いたいだなんて…



なんだか、眠くなってきたな…



周りがどんどん騒がしくなっているような気がする


でも、今の私には何もすることは出来ない




「捺希っ!」




あれ?


琉斗さんの声が聞こえる…


私の頬は自然と緩んだ


最後に神様が夢を見させてくれてるんだ


本当に私は死ぬんだ…




バイバイ…




琉斗さん…




そこで、私の意識はスーッと無くなった…



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