極道に愛されて。


そして、目に飛び込んできたのは…




「捺希っ!」




すでに意識のない捺希の上に跨っている大和淳二の姿だった




捺希は誰が見てもボロボロな状態だ


でも、捺希は心無しか笑っているような気がする




「よくここまでたどり着いたな。神楽組、若頭の神楽琉斗。」




「捺希を返せ。そいつは俺の女だ。」




「嫌だね。こいつは俺の玩具なんだよ。手放すわけねぇだろ?」




玩具だと?


捺希はものなんかじゃねえ


俺の大切な人だ


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