極道に愛されて。


そう答えると、隣からチッと舌打ちが聞こえた


明らかに不機嫌丸出しで、珀さんを睨んでいる




「琉斗、珀さん睨まないの。」




すると、もう一回舌打ちをして私を抱き寄せた




「捺希が悪いんだからな。」




えっ、私なんかしたっけ?




「はぁ…。無自覚かよ。」




無自覚?




「俺以外の男に笑いかけるな。」




なんで?!


それって…

< 176 / 220 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop